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立体電子効果

三次元の有機電子論

立体電子効果
著者 カービー,A.J.
鈴木 啓介
ジャンル 有機化学
有機化学 > その他参考書
出版年月日 1998/01/01
ISBN 9784759808193
判型・ページ数 B5変 ・160ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 品切れ
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内容説明

分子の形や反応の選択性を支配する制御因子としての立体電子効果とは何か.その理解のコツを,この分野の第一人者が数学を用いず反応図で,豊富な実例を用いて初心者向けに解説.現代有機化学に不可欠なこのテーマが身につき,反応の予測が可能となるよう,充分配慮されている.演習問題付き.

 

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目次

1. 立体電子効果はなぜ重要か
2. 立体電子効果の電子論的基礎(軌道間の相互作用:AO から MO へ/分子どうしの相互作用: HOMO とLUMO /酸や塩基の硬さ・軟らかさ/軌道の重なりに関する空間的制約/孤立電子対の役割)
3. 立体配座の効果(アノマー効果とは/アノマー効果を見積る/アノマー効果は普遍的な効果である/アノマー効果の起源/さまざまな立体配座に対する立体効果
4. 反応性に対する効果(結合経由の効果/空間経由の効果/立体配座と反応性)
5. 飽和炭素上での置換反応(協奏的求核置換反応:SN2反応/分子内アルキル基移動反応における立体電子的な障害/SN2遷移状態の共役安定化/SN1反応/飽和炭素原子上での求電子置換反応)
6. 付加反応と脱離反応(不飽和炭素上での求核付加反応/C=C への求電子付加反応/分子内付加反応/脱離反応/付加-脱離機構,脱離-付加機構を含む置換反応/C-C単結合への付加反応)
7. 転位反応とフラグメント化反応(フラグメント化反応/転位反応)
8. ラジカル反応(ラジカルの安定性と反応性/ビラジカルを含む反応/C=O 化合物の光化学反応/他)

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