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生命の歴史は繰り返すのか?

進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む

生命の歴史は繰り返すのか?
著者 Jonathan B. Losos
的場 知之
ジャンル 科学読み物
科学読み物 > 科学一般に関する読み物
出版年月日 2019/06/01
ISBN 9784759820072
判型・ページ数 4-6 ・400ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
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内容説明


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ジョナサン・ロソスは,進化生物学における最新のブレイクスルーが,いまなお続く科学界屈指の大論争にもたらした新たな知見を明らかにする.世界各地を訪れ,地球の生命史における最大のミステリーを,進化実験で解決しようと奮闘する研究者たちに出会う.ロソス自身も,このエキサイティングな新分野のリーダーのひとりだ.グッピー,ショウジョウバエ,細菌,キツネ,シカネズミ,そして彼自身のカリブの島じまのアノールトカゲの実験を通して,生命のテープのリプレイがおこなわれた.

 本書は,進化についての考え方や,議論のあり方を一変させるだろう.自然淘汰と進化的変化に関するロソスの洞察は,生態系の保護,食料供給の安定,有害なウイルスや細菌との闘いに,広く応用できる.臨場感たっぷりに描かれた,この進化をめぐる物語は,わたしたち人類について,そして自然界や宇宙における人類の役割について,新たな理解をもたらす.

★《フォーブス》誌2017年度生物学書の名作

★これまで広く一般向けに書かれたすべての進化生物学に関する本のなかで,本書は傑出した作品だ.壮大な地球の生命史,人類の存在の本質的な危うさ,地球外生命体の存在確率といったテーマを,これほど綿密に,わくわくするような筆致で描き出せるのは,科学者としてもナチュラリストとしても卓越した筆者ならではだ.──エドワード・O・ウィルソン(ハーバード大学名誉教授)

★「ときどき素晴らしい本が出版され,わたしたちが進化について理解していることを再考するのに役立つ.本書は魅惑的で,強烈で,やめられない.まさに,そういう本だ.生き生きとした筆致と思慮深く挑発的な洞察力を備えたロソスの進化論研究は,エドワード・O・ウィルソンの『人類はどこから来て,どこへ行くのか』(化学同人)とスティーヴン・J・グールドの『ワンダフル・ライフ』(早川書房)と並んで読む価値がある.」──BookPage

ジョナサン・ロソス氏

インタビュー 著者インタビュー記事「Voice」1月号(12/10発売)


<全体>



<PV1>



<PV2>


<書評情報 2019.11.11更新>
●新聞
「福島民友」6月1日,読書面
「西日本新聞」7月13日,読書面,評者:河野聡子氏(詩人)
「朝日新聞」7月20日,読書面,評者:長谷川眞理子氏(総合研究大学院大学学長)
「日本経済新聞」7月20日,読書面,評者:吉川浩満氏(文筆家)
「琉球新報」7月28日,評者:池田清彦氏(生物学者)(共同通信配信,以下信濃毎日まで同様)
「京都新聞」8月4日
「沖縄タイムス」8月10日
「佐賀新聞」8月18日
「信濃毎日新聞」8月25日
「読売新聞」9月15日,本よみうり堂,評者:三中信宏氏(進化生物学者)
「しんぶん赤旗」6月1日,文化面(読書)

●雑誌
「日経サイエンス」9月号「森山和道の読書日記」
「週刊ダイヤモンド」7月27日号「オフタイムの楽しみ」,評者:瀬名秀明氏(作家)
「週刊文春」9月5日号「今週の必読」,評者:丸山宗利氏(昆虫学者)
「本の雑誌」10月号「新刊めったくたガイド」,評者:仲野徹氏(病理学者)
「Voice」2020年1月号(2019年12月10日発売),ロソス氏のインタビュー掲載

●ネット
朝日新聞デジタル RONZA11月6日,仲野徹氏の記事「面白おまっせ!サイエンスのノンフィクション」

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目次

まえがき
序章 グッド・ダイナソー
第一部 自然界のドッペルゲンガー
 第1章  進化のデジャヴ
 第2章  繰り返される適応放散
 第3章  進化の特異点
第二部 野生下での実験
 第4章  進化は意外と早く起こる
 第5章  色とりどりのトリニダード
 第6章  島に取り残されたトカゲ
 第7章  堆肥から先端科学へ
 第8章  プールと砂場で進化を追う
第三部 顕微鏡下の進化
 第9章  生命テープをリプレイする
 第10章  フラスコの中のブレイクスルー
 第11章 ちょっとした変更と酔っぱらったショウジョウバエ
 第12章 ヒトという環境、ヒトがつくる環境
終章 運命と偶然:ヒトの誕生は不可避だったのか?
謝辞
訳者あとがき
巻末注
索引
イラストレーター紹介

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