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持続可能性社会を拓くバイオミメティクス (CSJ: 28)

生物学と工学が築く材料科学

持続可能性社会を拓くバイオミメティクス
著者 日本化学会
ジャンル 生化学・生物科学
生化学・生物科学 > その他参考書
シリーズ CSJカレントレビュー
出版年月日 2018/03/20
ISBN 9784759813883
判型・ページ数 B5 ・188ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
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内容説明

生物に学ぶ考え方は,ナイロンに見られるように古くからあった.近年,ナノテクノロジーの飛躍的な展開により,表面のぬれ特性や形態・自己修復能等,より広範な視点から生物の機能に学ぶバイオミメティクス研究が盛んになってきた.生物学と工学を情報科学で繋ぐという視点から,最先端研究や産業化の動向を解説する.

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目次

巻頭カラー 写真で見るバイオミメティックスの世界

第Ⅰ部 基礎概念と研究現場
1章 Basic concept:
① バイオミメティック化学の変遷―世界と日本    國武 豊喜
② バイオミメティックスの新展開              下村 政嗣
2章 Interview :フロントランナーに聞く(座談会)
WG,長谷山 美紀教授,平坂 雅男教授
聞き手:栗原 和枝
3章 Activities:学会・シンポジウム・研究会の紹介      編集WG
第Ⅱ部 研究最前線
❖バイオミメティクスの新展開
1章 バイオミメティクス画像検索:情報科学が繋ぐ博物学とナノテクノロジー
                         長谷山 美紀
❖バイオミメティック・フォトニクス
2章 生物体表面のトライボロジー特性と摩擦力測定       平井 悠司
3章 高分子合成化学・表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発と
そのトライボロジー特性                  小林 元康
4章 バイオミメティック・ゲルマテリアル           黒川 孝幸
❖バイオミメティック・フォトニクス
5章 生物の構造色とその物理的な仕組み            吉岡 伸也
6章 自己組織化による構造色材料創成             不動寺 浩
7章 自己組織化を利用したモスアイフィルムの作製       魚津 吉弘
❖バイオミメティック・サーフェス
8章 バイオミメティック・バイオフィルムとしてのナノスーツ  石井 大佑
9章 自己修復型撥液材料                     穂積 篤
10章 昆虫の脚に学ぶ接合技術                細田 奈麻絵
❖バイオミメティック・センシング
11章 化学センシング            光野秀文・北條 賢・森 直樹
12章 音響センシング                     高梨 琢磨
13章 眼に学ぶ光センシング                  針山 孝彦
❖メディカル・バイオミメティクス
14章 メカノバイオミメティクスによる細胞操作工学      木戸秋 悟
15章 ハニカムフィルム:バイオミメティック細胞外マトリクス 山崎 英数
◆ 応用トピックス
① カタツムリに学ぶセルフクリーニング建材          井須 紀文
② 低摩擦船底防汚塗料LF-Seaの開発~マグロの皮膚から学ぶもの~
山盛 直樹
③ モルフォチョウに学ぶ構造発色繊維と構造発色フィルム  広瀬 治子

第Ⅲ部 役立つ情報・データ
① この分野を発展させた革新論文
② 覚えておきたい関連最重要用語
③ 知っておくと便利!関連情報

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