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時空のさざなみ

重力波天文学の夜明け

時空のさざなみ
著者 ホヴァート・シリング
マーティン・リース 序文
斉藤 隆央
ジャンル 科学読み物
科学読み物 > 科学一般に関する読み物
出版年月日 2017/12/15
ISBN 9784759819595
判型・ページ数 4-6 ・408ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
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内容説明


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重力波の検出は,アインシュタインがほぼ100年前にその存在を予言していたが,宇宙を形作る激動の出来事と,一般相対性理論の裏づけを提供した(2017年ノーベル物理学賞).この大発見は,何十年にもわたる冒険的な研究と,世界最大級の科学プロジェクトの継続をおびやかした多くの個人的・学術的な争いがあった.著者は,その功績を称えられて惑星の名前にもなった天文学専門のオランダ人科学ライター,ホファート・シリング.宇宙の構造や起源を解明するため,「重力波天文学」の時代を切り拓く国際的な努力とその意義を魅力的に語る.LIGO検出器の驚くべき精度はじめ,2019年から本格稼働する日本のKAGRA検出器にも言及.研究者や機器の写真が見ごたえある.

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目次

 序文(マーティン・リース,イギリス王室天文官)
 はじめに
1章 時空のオードブル
2章 相対的に論じると
3章 アインシュタインを審理にかける
4章 波の話と酒場のけんか
5章 星の生涯
6章 時計仕掛けの正確さ
7章 レーザーで探る
8章 完成への道
9章 創造の物語
10章 未解決事件
11章 つかまえた!
12章 黒魔術
13章 ナノサイエンス
14章 フォローアップの問題
15章 宇宙へ進出する
16章 アインシュタイン波天文学の波に乗る
 その後の出来事
 中性子星の衝突によるアインシュタイン波を捕捉
 原注と参考文献
 謝辞
 訳者あとがき
 索引

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