極限環境の生体分子
過酷な環境下での機能を科学する
| 著者 | 日本化学会 編 |
|---|---|
| ジャンル | 生化学・生物科学 生化学・生物科学 > その他参考書 |
| シリーズ | CSJカレントレビュー |
| 出版年月日 | 2014/11/14 |
| ISBN | 9784759813777 |
| 判型・ページ数 | B5 ・196ページ |
| 定価 | 本体3,800円＋税 |
| 在庫 | 在庫あり |
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内容説明
高圧や高温，超臨界，強酸性，強アルカリ性，酸化ストレス，高塩濃度，イオン液体，放射線といった，「常温・常圧」ではない「異常な」環境下におけるタンパク質や核酸などの生体分子の挙動を明らかにする方法を解説．広範囲な極限環境での生命化学の新しい方向性を探る．
目次
巻頭カラー 写真で見る極限生物の世界
PartⅠ 基礎概念と研究現場
1章 Interview ：フロントランナーに聞く（座談会）
大野 弘幸（東京農工大大学院工学研究院）・小林 憲正（横浜国立大学大学院工学府）・寺嶋 正秀（京都大学大学院理学研究科） 聞き手：杉本 直己（甲南大学FIRST&FIBER）
2章 Basic concept-1 ：高圧力化学の基礎 中原 勝（京都大学化学研究所）
Basic concept-2 ：超臨界の基礎 木村 佳文（同志社大学理工学部）
Basic concept-3 ：イオン液体の基礎 西川 恵子（千葉大学大学院融合科学研究科）
3章 極限環境の生命化学の歴史と将来展望 今中 忠行（立命館大学生命科学部）
PartⅡ 研究最前線
1章 超好熱菌のゲノム情報 跡見 晴幸（京都大学大学院工学研究科）
2章 超好熱菌タンパク質の構造的特徴 三木 邦夫（京都大学大学院理学研究科）
3章 低温菌のゲノム解析 栗原 達夫（京都大学化学研究所）
4章 好アルカリ性のタンパク質 中村 聡（東京工業大学大学院生命理工学研究科）
5章 好酸性好熱菌のタンパク質 河原林 裕（九州大学大学院農学研究院）
6章 酸化ストレスと細胞死の化学 高木 昌宏（北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科）
7章 無酸素下における生命：メタン生成菌の代謝とタンパク質 嶋 盛吾（マックスプランク研究所マールブルグ）
8章 マリンバイオテクノロジーと塩耐性遺伝子 竹山 春子（早稲田大学大学院理工学術院）
9章 塩耐性タンパク質 鈴木 秀之・和田 啓（京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科）（宮崎大学）
10章 生体膜と圧力 松木 均（徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部）
11章 タンパク質の圧力変性機構 加藤 稔（立命館大学薬学部）
12章 高圧下での核酸の挙動 杉本 直己（甲南大学FIRST&FIBER）
13章 高圧力ＮＭＲ 赤坂 一之（近畿大学先端技術総合研究所）
14章 超臨界流体とメタボロミクス 馬場 健史（大阪大学大学院工学研究科）
15章 イオン液体へのタンパク質の可溶化と機能化 大野 弘幸（東京農工大大学院工学研究院）
16章 セルロース溶解性のイオン液体 伊藤 敏幸（鳥取大学大学院工学研究科）
17章 放射線照射によるタンパク質への影響 藤井 紀子（京都大学原子炉実験所）
PartⅢ 役に立つ情報・データ
① この分野を発展させた革新論文40
② 覚えておきたい関連最重要用語
③ 知っておくと便利！関連情報
PartⅠ 基礎概念と研究現場
1章 Interview ：フロントランナーに聞く（座談会）
大野 弘幸（東京農工大大学院工学研究院）・小林 憲正（横浜国立大学大学院工学府）・寺嶋 正秀（京都大学大学院理学研究科） 聞き手：杉本 直己（甲南大学FIRST&FIBER）
2章 Basic concept-1 ：高圧力化学の基礎 中原 勝（京都大学化学研究所）
Basic concept-2 ：超臨界の基礎 木村 佳文（同志社大学理工学部）
Basic concept-3 ：イオン液体の基礎 西川 恵子（千葉大学大学院融合科学研究科）
3章 極限環境の生命化学の歴史と将来展望 今中 忠行（立命館大学生命科学部）
PartⅡ 研究最前線
1章 超好熱菌のゲノム情報 跡見 晴幸（京都大学大学院工学研究科）
2章 超好熱菌タンパク質の構造的特徴 三木 邦夫（京都大学大学院理学研究科）
3章 低温菌のゲノム解析 栗原 達夫（京都大学化学研究所）
4章 好アルカリ性のタンパク質 中村 聡（東京工業大学大学院生命理工学研究科）
5章 好酸性好熱菌のタンパク質 河原林 裕（九州大学大学院農学研究院）
6章 酸化ストレスと細胞死の化学 高木 昌宏（北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科）
7章 無酸素下における生命：メタン生成菌の代謝とタンパク質 嶋 盛吾（マックスプランク研究所マールブルグ）
8章 マリンバイオテクノロジーと塩耐性遺伝子 竹山 春子（早稲田大学大学院理工学術院）
9章 塩耐性タンパク質 鈴木 秀之・和田 啓（京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科）（宮崎大学）
10章 生体膜と圧力 松木 均（徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部）
11章 タンパク質の圧力変性機構 加藤 稔（立命館大学薬学部）
12章 高圧下での核酸の挙動 杉本 直己（甲南大学FIRST&FIBER）
13章 高圧力ＮＭＲ 赤坂 一之（近畿大学先端技術総合研究所）
14章 超臨界流体とメタボロミクス 馬場 健史（大阪大学大学院工学研究科）
15章 イオン液体へのタンパク質の可溶化と機能化 大野 弘幸（東京農工大大学院工学研究院）
16章 セルロース溶解性のイオン液体 伊藤 敏幸（鳥取大学大学院工学研究科）
17章 放射線照射によるタンパク質への影響 藤井 紀子（京都大学原子炉実験所）
PartⅢ 役に立つ情報・データ
① この分野を発展させた革新論文40
② 覚えておきたい関連最重要用語
③ 知っておくと便利！関連情報
