
内容説明
誰もが楽しめるエンターテインメント,マジック.マジックは,人間の認知機能の盲点をついた巧妙なテクニックによって観客を魅了する.マジシャンは観客がそうとは気づかぬうちに注意を誘導し,ときには行動さえコントロールするということをやっているのだ.その背後にある人間の認知機能の特性とはいかなるものなのか.本書では,認知機能のうちでもとくに「注意」の働きに焦点を当てマジックと関連づけながら,人の認知システムの不思議が満載されたステージを披露する.
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本書163ページ(図7-1),変化検出課題の例.
一部分だけが異なる2枚の画像が交互に表示されます.
どこが変化しているかを探してください.答えは近日アップの予定です.
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目次
まえがき
第1章 マジックと人間の認知機能
一 マジックはなぜ成立するのか
マジックとは? 世の中の法則を理解する人間
錯覚する人間、それに気づかない人間 他者の影響を受ける人間
二 進んでだまされる心理
欺くテクニックを磨くマジシャン だまされるのを楽しむ人間
三 注意とは何か
第2章 注意が働かないということ――脳損傷にともなう注意の障害
一 注意の障害としての半側空間無視
左半分への注意 注意を向けようとしない
二 半側空間無視の機序
病態失認 イギリスで接した半側空間無視の患者
注意しなければ存在しない
三 なぜ半側空間無視は左視野に起きるのか?
半側空間無視の謎 注意の機能が失われたという仮説
半側空間無視を生じさせる脳の部位
四 バリント症候群
二つのものを同時に認識できない 注意が向くのは常に一つ
注意の働き方
第3章 注意のスポットライト
一 注意のスポットライトとは何か
ポズナーの実験 視野を動き回る注意
注意のスポットライトの移動 中心手がかり実験
二種類の注意メカニズム――反射的な注意の移動と持続的な注意の移動
二 注意のスポットライトをめぐる三つの疑問
注意のスポットライトはいくつあるのか?
注意のスポットライトは大きくできるか?
注意のスポットライトの明るさは同じか?
三 注意の引き離し
半側空間無視と先行手がかり実験 注意を向け直すことができない
四 視線の移動と注意
注意が先か、眼球運動が先か 眼の構造とスポットライト
単純化することの意味
第4章 ミスディレクションと注意のコントロール
一 ミスディレクション
二 注意の目標に対する「構え」
「構え」とは何か 構えと手がかりの関係
三 注意の捕捉
手がかりにつられて移動する注意 目立つものに注意が向く
二つのモード 注意のモードの切り替え
四 視線と注意
注意の誘導 あっちむいてほいはなぜ難しいか
注意の対象を共有することの意味
第5章 視覚探索と注意のスポットライト
一 特徴探索と結合探索
連続的な注意の移動 視覚探索課題
特徴探索 結合探索
二 特徴統合理論
注意の統合理論 二つの問題点
誘導探索モデル
三 過去の経験も注意のスポットライトを誘導する
ポップアウトプライミング 文脈手がかり効果
六カ月後にも残っていた文脈手がかり効果
四 結合錯誤
第6章 不注意のメカニズム
一 メカニズムとしての非注意
復帰の抑制 注意を向けにくくする機構 注意の瞬き
記憶のボトルネック ほんの一瞬の空白
二 注意をしすぎることによる不注意
エリクセン効果 課題の複雑さが注意に与える影響
資源の配分の障害 処理資源の最適配分
第7章 変化に対する気づき――シーンの認識と注意、意識
一 なぜ変化を見落とすのか
変化検出課題 短期記憶の容量
注意を向けたときにイメージができあがる
甘く見られる変化検出課題
二 注意を向けていないものは記憶されない
想定外の変化には気づかない 非注意対象の見落とし実験
三 記憶や意識の連続性
サッカード抑制と変化検出の失敗
秒針が止まって見えるのはなぜか
四 いつも注意を向けるとは限らない
高齢者の注意機能 注意機能の低下を補う行動
日常生活での注意機能
第8章 マジシャンは観客の行動をどうコントロールするか
一 行動決定についての心理学実験
無意識の情報処理――単純接触効果
選択に関する認識の不全――チョイス・ブラインドネス
判断を正当化する解釈装置 直感の正しさ
二 誤った信念はなぜ形成されるのか
原因の帰属と因果関係の理解 信念のミスディレクション
マジシャンズ・チョイス
三 脳のなかのマジシャン
あとがき
参考文献
第1章 マジックと人間の認知機能
一 マジックはなぜ成立するのか
マジックとは? 世の中の法則を理解する人間
錯覚する人間、それに気づかない人間 他者の影響を受ける人間
二 進んでだまされる心理
欺くテクニックを磨くマジシャン だまされるのを楽しむ人間
三 注意とは何か
第2章 注意が働かないということ――脳損傷にともなう注意の障害
一 注意の障害としての半側空間無視
左半分への注意 注意を向けようとしない
二 半側空間無視の機序
病態失認 イギリスで接した半側空間無視の患者
注意しなければ存在しない
三 なぜ半側空間無視は左視野に起きるのか?
半側空間無視の謎 注意の機能が失われたという仮説
半側空間無視を生じさせる脳の部位
四 バリント症候群
二つのものを同時に認識できない 注意が向くのは常に一つ
注意の働き方
第3章 注意のスポットライト
一 注意のスポットライトとは何か
ポズナーの実験 視野を動き回る注意
注意のスポットライトの移動 中心手がかり実験
二種類の注意メカニズム――反射的な注意の移動と持続的な注意の移動
二 注意のスポットライトをめぐる三つの疑問
注意のスポットライトはいくつあるのか?
注意のスポットライトは大きくできるか?
注意のスポットライトの明るさは同じか?
三 注意の引き離し
半側空間無視と先行手がかり実験 注意を向け直すことができない
四 視線の移動と注意
注意が先か、眼球運動が先か 眼の構造とスポットライト
単純化することの意味
第4章 ミスディレクションと注意のコントロール
一 ミスディレクション
二 注意の目標に対する「構え」
「構え」とは何か 構えと手がかりの関係
三 注意の捕捉
手がかりにつられて移動する注意 目立つものに注意が向く
二つのモード 注意のモードの切り替え
四 視線と注意
注意の誘導 あっちむいてほいはなぜ難しいか
注意の対象を共有することの意味
第5章 視覚探索と注意のスポットライト
一 特徴探索と結合探索
連続的な注意の移動 視覚探索課題
特徴探索 結合探索
二 特徴統合理論
注意の統合理論 二つの問題点
誘導探索モデル
三 過去の経験も注意のスポットライトを誘導する
ポップアウトプライミング 文脈手がかり効果
六カ月後にも残っていた文脈手がかり効果
四 結合錯誤
第6章 不注意のメカニズム
一 メカニズムとしての非注意
復帰の抑制 注意を向けにくくする機構 注意の瞬き
記憶のボトルネック ほんの一瞬の空白
二 注意をしすぎることによる不注意
エリクセン効果 課題の複雑さが注意に与える影響
資源の配分の障害 処理資源の最適配分
第7章 変化に対する気づき――シーンの認識と注意、意識
一 なぜ変化を見落とすのか
変化検出課題 短期記憶の容量
注意を向けたときにイメージができあがる
甘く見られる変化検出課題
二 注意を向けていないものは記憶されない
想定外の変化には気づかない 非注意対象の見落とし実験
三 記憶や意識の連続性
サッカード抑制と変化検出の失敗
秒針が止まって見えるのはなぜか
四 いつも注意を向けるとは限らない
高齢者の注意機能 注意機能の低下を補う行動
日常生活での注意機能
第8章 マジシャンは観客の行動をどうコントロールするか
一 行動決定についての心理学実験
無意識の情報処理――単純接触効果
選択に関する認識の不全――チョイス・ブラインドネス
判断を正当化する解釈装置 直感の正しさ
二 誤った信念はなぜ形成されるのか
原因の帰属と因果関係の理解 信念のミスディレクション
マジシャンズ・チョイス
三 脳のなかのマジシャン
あとがき
参考文献
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- 紹介されました - 2012.02.02




















