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「ゆらぎ」の力

はやぶさの帰還 宇宙の始まり 高次な生命機能

「ゆらぎ」の力
著者 武田計測先端知財団
川口 淳一郎
佐藤 勝彦
柳田 敏雄
吉川 真
唐津 治夢
ジャンル 科学読み物
ケイ・ディー・ネオブック発行
出版年月日 2011/08/30
ISBN 9784759803907
判型・ページ数 4-6・134ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
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内容説明

発行:ケイ・ディー・ネオブック

発売:化学同人

 本書では,小惑星イトカワへの「はやぶさ」の壮絶な探査飛行と地球への帰還の話にはじまり,宇宙は「ゆらぎ」に始まり,物理法則という縦糸とこの「ゆらぎ」という横糸で創造されているという宇宙論,そして生体分子からヒトの脳に至る生物の世界では,「ゆらぎ」を巧く使って柔軟に複雑な制御を実現させており,そこに生物らしさの本質があることなどを,これらの発見者・提唱者ら自身が一堂に会し,一般人向けにやさしく語る.
 現代科学の主要なテーマとなり,「新たな世界観」を形づくるなど,注目される「ゆらぎ」ついて,その発想と応用の広がりを紹介する.これまで主要とは思われていなかったことが,実は重要な働きをしているという発見と共に,科学・技術・社会が根本的なところで違ってきていることを考えさせる書である.

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目次

第1章「はやぶさ」が地球に持ち帰ったもの   
惑星のいにしえ語る玉手箱/次はC型小惑星探査で水や有機物を探す/
サンプルリターンを目指した「はやぶさ」/NASAもためらうような計画/
自律制御ロボット「はやぶさ」/「はやぶさ」との通信が途絶えた/
毎朝ポットのお湯を熱いお湯に替えた/躾けのよかった「はやぶさ」に電波が届いた/
壊れたイオンエンジンのモジュールを組み合わせて動かす/
「はやぶさ」は地球に帰るのが嫌だったのではないか/カプセルとの七年ぶりの対面/
世界で一番でなければならない/「はやぶさ」の展示はアポロのカプセルの展示に匹敵する

第2章 ゆらぎが宇宙を創る
宇宙の誕生/ビッグバンモデル/インフレーション理論/真空の相転移/
原初インフレーションモデル/宇宙の多重発生/宇宙は無から創成された/
無境界仮説/超ひも理論、ブレーン宇宙理論/インフレーション理論の観測による検証/
星・銀河系の誕生/宇宙の構造形成、エントロピー問題

第3章 ゆらぎを使う曖昧な動きと高次な生命機能
人工機械におけるエネルギー問題と厳密制御の破綻/生物のシステムは省エネでロバスト/
生物をつくっている部品の性能/生体は基本的に人工機械と異なる原理で働いている!/
生物分子モーターは「ゆらぎ」で動いている?/細胞も情報処理に「ゆらぎ」をうまく利用している/
ヒト脳の柔軟な認知の過程にも「ゆらぎ」が有効に働いている/「ゆらぎ」の原理の数式化/
超複雑な腕ロボットの制御/ゆらぎ制御を用いたロボットのねじ締め作業/
「ゆらぎ」を利用した情報ネットワークのルーティング制御/生命科学がもたらす社会貢献

第4章 新たな世界観をうみだす
頂上に登ると視界が開ける/ランダムな動きを利用する/量子力学的な「ゆらぎ」/
「はやぶさ」は千パーセントの成功/「はやぶさ2」プロジェクト/やはり一番でなければならない/
真空のエネルギーはどこから

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