内容説明
バイオサイエンスの研究に欠かせないイメージングや機能分子探索に用いられる「分子ツール」.その開発には,化学の知識と技術が必要不可欠.新しい分子ツールはいかにして誕生するのか…生物学研究を一変させる“化学”の可能性に迫る!「ツールを使いたい」研究者も,「ツールを生みだしたい」研究者も,必携の1冊.
目次
口絵.期待の分子ツールカタログ/序.分子ツールとは何か/Ⅰ.イメージングプローブ(1.小分子蛍光プローブ/2.金属イオンプローブ/3.脂質イメージング/4.mRNAイメージング/5.蛍光核酸/6.タンパク質ラベル化/7.新しいラベル化法とin vivoイメージング)/Ⅱ.ライブラリーとアレイ(8.接着と増殖を促進する小分子化合物/9.RaPIDシステム/10.ペプチドアレイ/11.小分子アレイ/12.糖鎖アレイ/13.人工抗体)/Ⅲ.その他の化学ツール(14.ペプチドを利用した細胞内物質輸送/15.ケージド化合物/16.タンパク質の化学ラベリング/17.修飾核酸と人工核酸/18.分子クラウディング)/Ⅳ.MEMSとナノテクノロジー(19.量子ドットイメージング/20.MEMS技術の利用)/資料:いますぐ使える分子ツールカタログ