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未来の記憶のつくり方 (DOJIN選書: 19)

脳をパワーアップする発想法

未来の記憶のつくり方

ワーキングメモリーを鍛え、未来の記憶を明るい色にする方法とは? 脳も喜ぶ発想法。

著者 篠原 菊紀
ジャンル 科学読み物
シリーズ DOJIN選書
出版年月日 2008/07/01
ISBN 9784759813197
判型・ページ数 B6 ・208ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
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内容説明

さまざまな不安が渦巻く世の中で,暗くとらえがちな未来を明るく変える力が「未来の記憶」.記憶といえば過去にかかわること.一方で予定や展望を記憶する記憶(未来の記憶)もある.この未来の記憶を生み出すのが,過去の記憶を引き出し,現在と組合せる「今の記憶(ワーキングメモリ)」の力.本書では,今の記憶の鍛え方を体験しながら,未来を明るくする方法を提案する.

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目次

第1部 未来の記憶のつくり方
第1章 共感が支える未来の記憶(同調する脳/共感の基盤、ミラーニューロン/人真似は共感を生みやすい/きらきら率測定/見ることは好きになること/同調する心/そんなにひどい状態なのに――サバイバルクエッション/原因探しより、解決に役立つリソース探し/サバイバルクエッションで記憶を置き換える
第2章 未来の色を明るくする(偽の記憶/エリクソン、真昼の催眠術師/ミラクルクエッション/イメージトレーニングは脳ではリアル/中心哲学と全体性/プラセボは脳では事実/魑魅魍魎をつくり出す脳/スケーリング、差異の発見/差を評価するドーパミン系/強化学習とドーパミン系とセロトニン系/待てる心と未来の記憶)
第3章 未来の記憶を支える過去(記憶が自分をつくる/未来の記憶とは/未来は気分を引き連れる/記憶は気分を引き連れる/写真療法、自伝的な記憶の修正/記憶の不安定/呼び出されるたびに不安定化する記憶/三秒でつくるあたらしい未来)

第2部 今の記憶を鍛える
第4章 脳が秘めるパワー(認知機能テストとNIRSで脳を調べる/脳は歳をとるほどよくなる/前頭葉の力/前頭葉の働き/切実なお願い/知、情、意の脳/脳の発達)
第5章 脳の「メモ帳」の使い方(前頭葉機能テスト/脳のメモ帳をあれこれ使う/落ちる力、伸びる力/デュアルタスクⅡ/学校は最強の脳トレシステム/キレやすさ、疲れやすさ、コミュニケーション/認知症のスクリーニングテスト/ややこしい課題時の脳
第6章 脳のアンチエイジング(簡単脳トレ、逆唱/記憶のコツ/出来ないほうがいい、「出来ないから出来る」がいい/簡単脳トレ、言葉の引き出し/簡単脳トレ、後出しじゃんけん/簡単脳トレ、鼻耳チェンジ/脳トレの効果)
第7章 こんなことでも脳は喜ぶ(ウォーキングが脳を鍛える/運動が脳にいいらしい証拠/面倒なことをすること、こころを込めること/面と向かうこと/ゲーム脳、音楽脳/テレビゲームで脳を鍛える/はまりやすい子ども/笑う/いいところ探し/叱られるのも捨てがたい/止める力、切り替える力/注意力、抑制力を育てる/生きる力を育てる/食事と脳)
おまけ ひらめきに迫る(ひらめきに必要な、材料と方向/発想の癖、パッションの方向/気質とひらめきと口癖/気質との付き合い/ひらめきと加齢)

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